第9話「突然のクビ。人生最悪の日にすべき行動とは」

途中からの方は、はじめからどうぞ♪
⇒ プロローグ「事務所はスタバ、社員は妻、職業はオーナー」

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本当に大切な人を見失わないために、
お金と時間のある起業家を目指す。

 

目指すべきものが明確になった。

 

そして、
大学時代から付き合ってた
彼女と結婚をした。

 

これ以上、
大切な人を見失わないようにする。

結婚に迷いは無かった。

 

今はまだお金がないが、
将来必ず起業家になり、

妻と二人で
お金も時間も手に入れる生活をする。

 

自分だけでなく
大切な人と共有できる

新しい夢が出来た。

 

『J』に出会ってから、
お金も時間も手に入れる
ビジネスモデルを研究した。

 

そこで辿り着いたのが、
『インターネットビジネス』。

 

忘れもしない。

 

お決まりの
胡散臭いセールスレターを

迷いに迷って、
購入ボタンをクリックした。

 

初めて情報商材を購入。

 

金額は29,800円。

内容は
『メルマガアフィリエイト』

 

この教材は
今でもあるのだろうか?

 

当時、爆発的に売れた教材であり、
そのノウハウを元に、
多くのネット起業家が誕生した。

 

ただ、当時のアラシには

その内容の半分も
習得する事は出来なかった。

 

その後、
他の商材をどんどん購入する。

 

メールボックスには
多くのアフィリエイターの
メルマガが届く。

 

そして、
どんどんセールスが来る。

 

どれも魅力的な商材ばかりだ。

 

そして、買う。

 

これだ。

これこそは。

これで絶対に稼いでやる。

 

購入したノウハウを実践する。

 

しかしその実践中に、
また別の教材がセールスされる。

 

これだ。

これこそは。

これで絶対に稼いでやる。

 

購入したノウハウを実践する。

 

しかしその実践中に、
また別の教材がセールスされる。

 

・・・

 

この繰り返し。

 

典型的なノウハウコレクター
となったアラシ。

 

そんな日々が続いた。

 

インターネットビジネスを
副業として取り組むためにも、
現在の職場では物理的に難しい。

 

そして、
今までお世話になった
『K』社長の会社を退職を決意。

 

その少し前に、
知人から経営コンサル会社を
紹介してもらう。

 

社長との面接も終了し、
入社が決定。

 

『K』社長の会社と同様に、
リアルに経営を学ぶ事が出来て、

就業時間も厳しくない。

 

副業に取り組む時間が増える。

 

こうして、
新しい会社に転職した。

 

この会社でのアラシの仕事は、
社長のコンサル顧客の新規開拓営業。

 

新規顧客という仕事は、
大きなパワーを使う。

 

まったくのゼロから
創り出すもの。

 

営業(セールス)の前の
マーケティングが必要になってくる。

 

そう簡単に、
目に見えた成果は出ない。

地道な努力も必要だ。

 

社内でファックスDMを作ったり、
セミナー集客企画をしたり。

 

副業のインターネットビジネスで
学んだマーケティング手法が、

たくさん役に立ってきた。

 

外回りの空いた時間には
カフェに入り、

インターネットビジネスの仕組み作りを
チコチコと。

 

ノウハウコレクターではあったが、
月に10万円程度は
稼げるようになっていた。

 

このまま、
インターネットビジネスの収益を大きくして、
起業をしようと考えていた。

 

しかし、
転職してから3ヶ月の事だった。

 

・・・

・・・

ガタンゴトン

ガタンゴトン

ガタンゴトン

 

いつもと変わらない電車が走る音。

 

通勤ラッシュで
ぎゅうぎゅう詰めにあっている

会社員や学生達。

 

立川駅の始発から乗車しているアラシは、
ぎゅうぎゅう詰めの車内で
いつもどおり座席に座ってた。

 

毎日夜遅くまで
副業に取り組んでいるので、

朝の通勤電車では
いつも座って寝ていた。

 

会社に向かう
JR南武線の電車の中、
時間は8:30頃。

 

ブー

ブー

ブー

 

ポケットに入っている
携帯のバイブ音で目が覚める。

 

当時、まだガラケーだった
携帯をパカっと開き、

受信したメールを見る。

 

今の会社を
紹介してくれた知人からだ。

 

寝ぼけながらメールを読む。

 

「『今月いっぱいで
 辞めてもらおうと思う。』

 と社長から言われてしまいました。

 俺が紹介したばっかりに、すまん。」

 

一瞬で目が覚めた。

 

いや、目が覚めたを通り越し、
一気に青ざめた。

 

クビ。。。

 

そう、

クビを宣告されたのだ。

 

ガタンゴトン

ガタンゴトン

ガタンゴトン

・・・

・・・

 

その日は、
通常どおりに会社に出勤。

 

社長も不在だったため、
顔を合わせる事もなく、

すぐに外回りのため会社を出た。

 

しかしアポはない。

 

カフェに直行だ。

 

アラシは考えた。

 

悲しんでる暇はない。

悔やんでる時間もない。

 

これから先、
どうすればいいのか。

 

考えた。

 

アラシにはもう、
『行動』するしかなかったのだ。

 

お金が欲しい。。。

でも、

何をすればいいのだろうか。。。

 

副業でインターネットビジネスを
やってるとはいえ、
月10万円程度の収益。

 

これじゃ、生活はできない。

 

自分一人で考えても
明確な答えは出てこない。

 

誰かに頼りたい。

 

そんな時、
頭に浮かんだのは、、、

『J』だった。

 

クビになった日。

『J』に電話をし、全てを話した。

 

すると彼はこう言った。

 

「ハハハ!良かったじゃん!

 こっから自由じゃん!

 楽しそうだね~♪」

 

電話口でもわかる。

常に『J』は楽しそう。

 

アラシがこんな状況だというのに。

 

だが、
アラシは何故か、

自然と楽になったのがわかった。

 

「そっか。
 ここからが自由の始まりか。。。」

 

続けて『J』は言った。

 

「起業したいんだったら
 教えてあげるよ。

 『お金をゼロから作りたい』

 って思った時が、
 その時点でもう起業家だよ」

 

どん底だった。

 

頭が真っ白になり、
色々な事を考えた。

 

だが、あの時が
本当のスタートだった。

 

ノウハウコレクターだったアラシだが、
ある時期から
収益が爆発するようになる。

 

それは、
『ビジネスの本質』を
掴んだ時だった。

 

第9話 完

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長い人生、誰にでも
どん底に落ちる時があります。

確かにその時は大変です。

しかし、どん底になれば、
あとは上がるしかありません。

上がる事だけを考えればよいのです。

そしてその後、
あのどん底があったからこそ、

今がある。

と言える日が来ます。

いえ、そう言うために
這い上がる。

というのが正確でしょうか。

起きた事実は変えられないですが、
その事実の解釈はいくらでも変えられます。

全ては自分自身という事ですね。

⇒ 第10話「継続収益モデルの構築。起業家アラシの誕生」へ続く

2015年8月5日 第9話「突然のクビ。人生最悪の日にすべき行動とは」 はコメントを受け付けていません。 自分物語